圃場、場所や作業のナンバリング・ラベリングについて
新規就農の準備を進めるために農業法人での就業や農家での研修を勧めてきましたが、実際に働きながら作業をする上で大切なことを見ていきたいと思います。
地域や作物のイメージがついてくることで、学びたい品目や目指す農家像が決まってくると、まずは体験などから始めて現場で働いてみることで、実際の自分の体験が数値としてみえてきます。
今回は圃場や設備のナンバリングについて意識を向けてみたいと思います。
//圃場をナンバリングする
〇〇農会<地権者A<圃場①
〇〇農会<地権者B<圃場①
〇〇農会<地権者B<圃場②
〇〇農会<地権者C<圃場①
…
地権者ごとや水利組合ごと、広域の場合は集落農会ごとに設定をする。
//ハウスをナンバリングする
ハウス①
ハウス②
ハウス③
…
ハウスA
ハウスB
ハウスC
…
ハウスは①から進めるかAから進めるかどちらかで設定をおこなう。
//圃場内の畝をナンバリングする
ハウス①<畝A
ハウス①<畝B
ハウス①<畝C
ハウス②<畝A
地権者A<圃場①<畝A
…
圃場ごとやハウスごとに作付の計画を立てて、畝ごとに作業を日次で集計していきます。
//例
日次集計
作業名:収穫
品目:リーフレタス
内容:ハウス①の畝Cから何kg収穫
補足:選別梱包時の廃棄率10%、収穫出荷率90%
時間帯:何時から何時まで
時間:何時間、何分
天気:温度、湿度、雨晴れ
…
農業系のアプリやエクセルデータなどを活用して場所ごと作業ごと人ごとの日次集計を取ることで、作物や人の動きや流れを捉えることにつながります。
まずはメモ帳などで数字を残しながら、使いやすく振り返りやすいエクセルデータの作成を進めていきましょう。
by agri mafia 農業マフィア