農業マフィアのつぶやき / 新規就農のすすめ

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営農計画の作成に向けた作付の計画について

就農したい地域や生産したい農産物のイメージがついてくるとまずは一つの品目に絞って作付計画を立ててみることをオススメします。

 

 

まずは株で収穫するキャベツやブロッコリーなどのわかりやすい野菜から見ていきます。

 

仮にキャベツを選んだ場合は、就農や生産をする地域の気候や気象条件を確認します。

 

冷涼地

中間地

暖地

 

播種から収穫や片付けまでの作業の状況をイメージしながら品種の選定と作付スケジュールを比較していきます。

 

//例

品目:キャベツ

品種:彩音

特徴:耐病性・耐寒性・在圃性にすぐれる、濃緑の寒玉中晩生種

栽培:栽植株数は、畝幅130cm、株間30cmの2条植えで、10a当たり5,200株を標準とする

 

作業スケジュール案:

播種7/25〜8/5

本田準備(耕耘施肥土壌改良…)7/25〜8/10

育苗7/25〜9/5

定植8/25〜9/5

管理8/25〜12/25

収穫出荷11/25〜12/25

撤去12/25

その他

 

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エクセルなどでタイムスケジュールを組んで、播種7/25から撤去12/25までの日次の作業内容と各作業に係る時間を計っていきます。

 

前回の記事で書いたナンバリングやラベリングを、作型でもおこないます。

 

 

//参考

キャベツ①<彩音①<冬年内①<7/25播種

キャベツ①<彩音①<冬年内②<7/28播種

キャベツ①<彩音①<冬年内③<8/1播種

キャベツ①<彩音②<冬年明け①<8/15播種

 

品目、品種、作型大や作型小などでカテゴライズして、10a(1反)当たりの作業ごとの日次タイムスケジュールを計り、マスタデータを作成しておく。

 

マスタデータの組合せにより計画の立て方に幅が広がり、日次の作業のイメージや、栽培計画を基にした、販売計画の立案や販売営業につながります。

 

by agri mafia 農業マフィア